WordPressで作成したサイトを、ユーザーに案内したいと思ったことはありませんか?
それも、自分で毎回操作をする必要がなく、ユーザーがサイトを訪れたら自動でサイトツアーを開始できたら便利ですよね。
自身のコンテンツの、ポイントやサイトの使用方法などをユーザーに知ってもらうためにWp Flat Tour Builderは役立ちます。
サイト内ツアー(チュートリアル)を作成
Wp Flat Tour Builderでは簡単かつ詳細にサイトのツアーが作成できます。
ツアーとは、チュートリアルのことで、ユーザーにサイトの使用方法やポイントを順を追って解説する機能です。
ツアーの作成には「ツールチップ」「テキスト」「ダイアログ」を使用します。
サイト内ツアーを表示するページを設定
Wp Flat Tour Builderでは、サイトの特定のページだけでなく複数のページに渡るサイト内ツアーを作成できます。
また、サイト内ツアー(フロントエンド)だけでなく、WordPress管理画面(バックエンド)のツアーも作成可能です。
管理画面のツアーを利用して、複数の管理者にサイトの管理方法を共有するといった使い方もできます。
サイト内ツアー(チュートリアル)の起動条件を設定
Wp Flat Tour Builderではサイト内ツアーの起動条件を設定できます。
ユーザーが特定の要素をクリックしたらツアーを開始する、ユーザーがサイトを読み込んだら自動でツアーを開始するなどが選択できます。
またユーサーがサイトを訪れるたびにツアーを開始するのか、最初に訪れた時だけなのかも指定できます。
Wp Flat Tour Builderではサイト内ツアーを作成でき、ユーザーに行動を促すことができます。
また、WordPressの管理画面のツアーも作成できるので、WordPressの管理方法を他のサイト管理者に共有するなどマニュアルとしての使用も可能です。
設定は簡単で、項目を選択していくだけです。
色などのデザインの変更も可能です。
Wp Flat Tour Builderを導入してサイトツアーを設置してみてはいかがでしょうか。
Wp Flat Tour Builderの使い方
サイト内ツアー(チュートリアル)の作成方法
Wp Flat Tour Builderでサイト内ツアーの作成方法を解説します。
ツアーの作成方法
まずは新規でツアーを作成します。
- [WPライトツアービルダー] > [ツアー] > [新しく追加する] をクリックします。

- 「ツアーを編集する」ページで、各項目を決定して [保存] をクリックします。

「ツアーを編集する」の各項目について解説します。
- ツアータイトル・・・このツアーに名前をつけます。
- 開始方法・・・ツアーの開始を、ページの読み込み時(自動で開始)か、ユーザーが要素をクリックしたとき(要素をクリック)のどちらか選択します。
(「要素をクリック」を選択した場合、「ターゲットのDOM要素」からツアー開始のスタートボタンとなる要素を選択します。)
- 一度だけ実行する・・・ユーザーがページを読み込むたびにツアーを実行するのか、最初の一度だけ実行するのか選択します。
- Webサイトまたはバックエンド・・・サイトのツアーは「フロントエンド」、管理画面のツアーは「バックエンド」を選択します。
Wp Flat Tour Builderでは、サイトのツアーだけでなく、管理画面のツアーも実行できます。
- ページのURL・・・URLで指定したページだけにツアーを適用します。
- モバイルで有効化する・・・モバイルユーザーにもツアーを実行します。
- モバイルでのみ有効化する・・・モバイルユーザーのみにツアーを実行します。
- このツアーを表示できる権限グループ・・・ツアーを表示できる権限を選択します
これで新しくツアーができました。
ツアーのステップを作成
作成したツアーの内容と表示する順序はツアーのステップで作成します。以下にステップの作成方法を解説します。
- [WPライトツアービルダー] > [ステップ] > [新しく追加する] をクリックします。

- 「ステップを編集する」のページで各項目を設定し、 [保存] をクリックします。

「ステップを編集する」の各項目について解説します。
- ツアー・・・ツアーを選択します。
- 順序・・・ステップの順序を定義します。
- タイトル・・・ステップのタイトルをつけます。
- タイプ・・・ステップのタイプを選択します。
【ツールチップ】画面上の特定の要素をユーザーに対して指摘することができます。
【テキスト】ツアーの紹介と終了、ユーザーへ重要な情報を提供するのに最適です。
【ダイアログ】ユーザーが操作する必要があるポップアップです。
- ターゲットDOM要素・・・ツールチップでユーザーに対して指摘したい要素をここで選択します。
- ページ・・・URLでステップを適用するページを選択できます。空白にすると全てのページに適用されます。
- 位置・・・ツールチップの位置を指定します。
- 内容・・・ステップの内容を記入します。
- オーバーレイ・・・ステップで表示している以外の部分に影を重ねてステップを目立たせます。
- ツアーを閉じるボタンを追加する・・・ユーザーが途中でツアーを閉じれるボタンを追加します。
- 次のアクション・・・ステップの次のアクションを選択します。
- 待機・・・ステップの遅延時間を秒単位で定義します。
- ツールチップを表示する前に遅延させる・・・項目がすぐに表示されない場合に使用します。
これでツアーのステップの設定ができました。
ツアーを作成してから、その内容のステップを作成して順番を決め組み合わせていきます。
デザインの設定
ツアーの色やデザインの設定をします。
- [WPライトツアービルダー] > [設定] をクリックします。
設定の各項目を変更して [保存] をクリックします。

設定の各項目について
設定の各項目について解説します。
- メインカラー・・・サイトツアーのメインの色が指定できます。
- ダイアログタイトルの色・・・ダイアログのタイトルの色を変更できます。
- 「テキスト」ステップの色・・・テキストステップの色を指定できます。
- テーマフォントを使用しますか?・・・テーマのフォントを使用するか選択できます。
- HTTPSを使用しますか?・・・HTTPSを使用するか選択します。
以上でWp Flat Tour Builderの設定は完了です。
難しい操作もなく、ほぼクリックのみで完結できます。
簡単にサイト内ツアーが作れて、便利なプラグインですね。