売上分析は、詳細な販売分析データがとれるプラグインです。
WooCommerce 標準の分析ツールより情報が細かく、PDCA サイクルの精度を高めることができるでしょう。
しかも、プラグインを導入するだけですぐにでも使うことができます。
様々なデータを検証し、市場の傾向をキャッチしたり、次に打つべき施策を考えていきましょう。
マネージャー・マーケティング担当者向けの販売分析
売上分析は、非常に詳しい内容まで検証できる販売分析用のプラグインです。
販売された情報を元にグラフと表でレポートを作成します。
標準の WooCommerce にもレポートの機能がありますが、より詳細に、商品販売数や額および純収益の傾向、地域分析や製品売上推移の傾向、および顧客の購買傾向を分析できます。
様々なレポートの種類
レポートは計7種類に分かれており、それぞれが重要な情報を提供してくれます。
- 注文分析
- 売上分析
- 顧客分析
- 国別販売数
- 国別売上
- 商品分析
- 販売数
もちろん、売上分析を導入したからといって、もともとの WooCommerce が活用できなくなるわけではありません。
WordPress 管理画面から両方のツールを使えるため、より販売効率や売上を高められるよう、徹底的に活用していきましょう。
売上分析の説明は以上です。
レポートから提供される過去から現在までのデータは、未来の新たな売上を創造していくためには欠かせないものです。
詳しい使い方を知りたい方は、「マニュアルページ」をご確認ください。
売上分析 の使い方
販売レポートを表示
プラグインを導入すると、WordPress の管理画面から簡単に販売レポートにアクセスできます。
ここでは、販売レポートを表示させる方法をお伝えします。
- [WooCommerce] > [レポート] > [分析] をクリックします。

- [収益分析] や [顧客分析] といったセクション別にクリックしていくことで、各レポートを詳細に確認することができます。
レポートの種類
レポートの種類は大きく分けて7つに分かれます。
注文分析
注文分析は、時間の経過に従って注文数がどれほど変化しているのかを表しています。
売上分析と同じように注文量の傾向が分かるため、ECサイト全体の注文数と収益の観点から、企業のゴール・目標設定などに役立ちます。
売上分析
売上分析は、一定期間の純売上高の推移を表しています。
ECサイト存続のための原資になる部分にあたるため、もっとも重要な指標といっても過言ではありません。
過去から現在までの販売データは、未来のビジネスの方向性を定める重要な検証材料になりえます。
顧客分析
顧客分析は、購買に至った顧客の数を分析できる指標です。
顧客ごとの平均単価まで分かるため、商品価格の最適化にも活用できるでしょう。
平均単価が低く顧客数も少ない場合、価格設定や販売手法などのどこかに問題が潜んでいる可能性が高く、将来の大きな懸念材料となります。
国別売上
国別売上は、商品を買った顧客の生活圏を分かりやすくグラフにしています。
特に、海外ユーザーを対象としたグローバル展開のECサイトにとって、この国別売上の指標は重要です。
また、日本人だけを相手にするECサイトでも、最近は越境EC やインバウンド需要が旺盛になっているため、国別売上の指標も大いに参考にすることをおすすめします。
国別商品
国別商品は、商品ごとに販売国を細かく分けてグラフ化した指標です。
たとえば、同じドレスという商品でも、ドレスAはアメリカで人気、ドレスBはフランスで人気という傾向が分かります。
国によって消費者の文化や志向も異なるため、国別商品のデータを参考にターゲット国に合わせた商品企画を行っていけます。
商品売上
商品売上は、商品または国ごとの総純売上を表します。
商品売上を参考にすることで、商品価格の再設定に大いに役立つはずです。
たとえば、先ほどの国別売上で特定の国では人気が高い商品が、商品売上で見ると大した収益化が実現していないとします。
この場合、商品そのものは売れているものの、商品価格が安くて平均単価を下げてしまっている可能性があります。
販売数
販売数は、商品ごとの販売数量を表したグラフです。
ECサイトの力は店舗全体の販売数量が一つの指標になっていますが、個別の商品の販売数を確認しておくことも重要です。
レポートで販売力が低いと思われる商品を見つけ、一つひとつ改善していくことで、ECサイト全体としての収益力が高まります。
売上分析 の使い方は以上です。
WooCommerce 単体の分析ツールより詳細まで検証できるため、グラフから分かることを一つひとつ改善し、より業績を伸ばしていくことができます。
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