自社ショップで、イベントやセミナーのチケットが販売できたら、何かと都合が良いですよね。
チケットの委託販売コストも不要ですし、ユーザーの情報も一元管理ができます。
チケット販売でできることを見ていきましょう。
WooCommerceでチケット販売
プラグインを有効化して、チケット商品を作成するだけで準備は万全です。
他の商品との購入の仕方も変わらず、ユーザーを戸惑わせることはありません。
購入者専用ページからチケットを印刷する設定もあります。
同じイベントでも違うチケット販売
同じイベントでも座席種類別にチケットを並べるといったことができるので、お客の要望に応えられます。
例えばセミナーなら、会場参加とオンライン参加で、別料金設定が可能です。
チケット制度を利用した購入者限定コンテンツの配信も、このプラグインでやれます。
会場の座席数に応じたチケット販売
会場の入場数に制限がある場合、予めチケットの数を限定して販売することができます。
在庫カウントの設定で売れすぎによるキャパオーバーのトラブルを予防できます。
チケット販売をスタートするなら、チケット販売が役立ちます。
設定も簡単で、チケットのバリエーションも好きなだけ揃えられます。
例えば、チケット購入者限定のコンテンツを配信するという特典企画では、購入率のアップも期待出来ます。
チケット販売 の使い方
チケットの作成
チケット販売のための商品登録の流れを説明します。
販売時にチケット購入者が記入すべきフィールド ( 入力欄 ) の設定も行います。
- [商品] > [新規追加] をクリック
- [商品データー] のメニュー欄の [チケット] にチェック
- [チケットフィールド] タブをクリック
初期設定では、、氏名とメールアドレスの入力欄が設置されています。

フィールドは必要に応じて、以下のタイプ(入力してもらう項目)を追加することができます。
-
- ファーストネーム
- 苗字
- 電子メールアドレス
- URL
- ツイッター
- テキスト
- ドロップダウンメニュー
- ラジオボタン
- チェックボックス
- 補足説明
フィールドのメニューについての補足です。
-
- ラベル
入力フィールドの横に表示される項目名
- タイプ
前述を参照
- オートフィル
自動入力の支援
- 連絡先
チケット所有者から提供された電子メールアドレスを連絡先の電子メールアドレスとして使用する必要がある場合、およびチケットの電子メールがそのアドレスに送信されることを指定できます。
- グラバター
チケット所有者の Gravatar をメールアドレスを使用する場合に指定します。
- 必須
入力必須なら「はい」を選ぶ
チケット作成の流れは以上です。
続いてチケット購入者がチケットを印刷できるようにする設定です。
チケットの印刷について
チケット購入者がチケットを印刷できるようにする手順です。
- [チケット印刷] タブに移動
- [チケットの印刷を有効にする] にチェック

- [更新] ボタンをクリック
- 購入者のチケット情報ページに印刷ボタンが出現
購入者のメールにチケット情報ページのリンクが記載されており、クリックすると下記ページで、チケット手配の状況などを知らせることができます。

これでチケットが印刷できる準備は整いました。
次はチケットを所有するユーザーにメールを送信する手順です。
チケット保有者にメールの配信
- [Tickets] > [道具] をクリック
- [Eメール] タブを開く
- [チケット製品を選択] でメール送信するチケットを選択
- 件名と本文を入力

- [すべてのチケット所有者に送信] ボタンをクリック
- 送信履歴チェック
下段にある [以前に送信したメール] で送信メールが一覧できます。

メール所有者へのメールの方法は、これで完了です。
チケット購入者の情報をエクスポートする手順に入ります。
チケット保有者の情報をエクスポート
チケット購入者の情報をエクスポートする流れを説明します。
これを使用してイベント当日の出欠確認も可能です。
- [Tickets] > [道具] をクリック
- [書き出す] タブを開く

- チケットを選択
- [エクスポートファイル (CSV) のダウンロード] をクリック
CSVに含まれる情報一覧
- チケット ID
- チケットのステータス
- チケットの名前
- チケット編集 URL
- 購入日
- 注文 ID
- 購入者のユーザー ID
- 製品で定義したチケットフィールド
以上でCSVファイルにエクスポートする手順でした。
レビュー
レビューはまだありません。