コンテンツの内容によっては、その内容に詳しい人に任せたいということもあるでしょう。
その場合、ワークフローの同じプロセス(ステップ)にもかかわらず、コンテンツにあわせた担当者を複数用意しなくてはなりません。
このアドオンなら、WordPressを使用したオウンドメディア制作において、ワークフローの同一プロセス(ステップ)の担当者が複数いる場合の管理の手間を削減できます。
チーム では特定コンテンツを得意とする「チーム」を作成し、ワークフローの各プロセス(ステップ)の担当には個々のユーザーでなく「チーム」を割り当てできます。
コンテンツ制作を複数の部署に分けてマネジメントしたいときに便利です。

チームグループの設定
チーム では、WordPressでのメディア制作を複数人のチーム制で運営している場合、ワークフローの各プロセスの担当者に「チーム」を指定して割り当てすることができます。
たとえば、メディア制作をカテゴリーごとの部門制(会社でいう人事部門、経理部門など)にしている場合、社外向け採用メディアは「人事チーム」に、経理関係の手続きを周知する社内サイトは「経理チーム」に担当を割り当てできます。
「グループ」と「チーム」の違い
この「チーム」と似たアドオンに「グループ 」があります。
「グループ 」のアドオンで作成できる「グループ」と、「チーム 」のアドオンで作成できる「チーム」の違いについて説明します。
「グループ」は、大元となるワークフローの各プロセスに割り当てるものです。
グループは職能ごとに作成され、グループの例として「記事作成グループ」や「記事チェックグループ」があります。
一方、「チーム」はワークフロー運用に際して、作業完了後に次の担当者の割り当てを指定する際に使います。
たとえば、ライティング作業を完了したら、ワークフローのプロセスを進めるため、該当テーマのチームを指定し次のステップに進みます。
スマホの記事なら「スマホニュースチーム」へ、グルメ記事なら「グルメチーム」を指定すると、次のステップのタスクが該当チームに割り振られます。
なお、こういったチームには「ライティング」や「記事チェック」の職能を持つ人をメンバーとして入れることができ、得意分野でひとくくりにした職能横断的な制作チームを構成することもできます。
まとめると、グループとチームは指定する段階に違いがあり、グループはワークフロー作成時に、チームはワークフロー運用時に指定するものとなります。
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